夏は草花にとっても厳しい季節です。夏の花壇には暑さに強い夏の花を植えて、庭をきらびやかに飾りましょう。こちらの記事では、ガーデニング初心者におすすめの育てやすい夏の花を12選ご紹介しています。夏の花選びの参考にしてみてくださいね。
夏の花12選
ペチュニア

夏の花壇の代表格であるペチュニアは、花付きが大変よく、生育が旺盛です。大株になれば花壇一面を花で覆いつくしてくれるでしょう。
ペチュニアが愛される理由のひとつには、花色や種類の豊富さが挙げられます。絞りが入った色、八重咲きタイプ、シックな花色、鮮やかな色味のものなど、数え切れない種類があり、きっとあなた好みのペチュニアが見つかるでしょう。
ペチュニアはとても育てやすいので、ガーデニング初心者にはもっともおすすめしたい夏の花です。夏の暑い日差しの中で咲き続けるペチュニアをぜひ花壇や庭に植えてみてくださいね。
カリブラコア

ペチュニアの小輪タイプにあたるカリブラコアも、花色が非常に豊富です。
品種改良により、なかなか目にできないようなシックで印象的な花色も多く販売されており、寄せ植えには特に人気を集めています。
乾燥に強く、夏の間よく咲き続けるので、寄せ植えを華やいでくれるでしょう。
ヒマワリ

夏の花の王様とも呼ばれるヒマワリ。学生のころ一度は育てたことがあるのではないでしょうか?ヒマワリは日光が大好きで、太陽に向かってぐんぐんと生長し、大輪の花を咲かせます。
以前は大きく生長するタイプのヒマワリが一般的でしたが、今ではコンパクトに育てることができる矮性タイプのヒマワリや小型のヒマワリも栽培されています。
コンパクトなヒマワリは鉢植えでも育てやすいので、ぜひ種まきをして育ててみましょう。
ゼラニウム

夏に艶やかな花を咲かせるゼラニウムは、非常に乾燥に強く、管理が楽な夏の花です。
ゼラニウムは、ハンギングにして壁掛けで育てるのもおすすめです。一株で大株へと生長するので、鉢にはゆったりと間隔をあけて植え付けましょう。
夏場は水やりが大変なので、ゼラニウムのような乾燥に強い花は育てやすく、ガーデニング初心者でも取り入れやすい花と言えるでしょう。
マリーゴールド

オレンジや黄色の花色が眩しいマリーゴールド。夏の庭や花壇を元気なビタミンカラーで賑やかにしてくれます。
さらに、マリーゴールドには、土壌改善をしてくれるといった効果が期待でき、土の中に潜んでいるセンチュウを退治してくれるといったうれしいメリットもあります。
数年に一度はマリーゴールドを植え付けてあげると、土を清潔に保つことができますよ。
コレオプシス

コスモスのような花を咲かせ、夏の暑い日差しの中もへっちゃらなコレオプシス。
耐暑性、耐寒性に優れており、特に寒さ対策をしなくても冬越しができます。植えっぱなしで容易に育てることができるので、初心者におすすめしたい花のひとつです。
コレオプシスは大変花付きがいいので、咲き終わった花をどんどん摘み取り、次の花を咲かせていきましょう。
インパチェンス

インパチェンスは夏に優しげな花をこんもりと繁るように咲かせてくれます。途切れることなく夏の間花を咲かせ、晩秋まで花を楽しめます。
形が乱れたらその都度剪定していくと、簡単に形を整えることができます。ある程度花を楽しんだら、半分くらいに切り戻しをしてあげると、再び形良くこんもりと花を咲かせてくれるでしょう。
花後はすぐに種をつけるので、養分を取られないよう、花がら摘みを欠かさないように育ててください。
ジニア

百日草とも呼ばれるジニアはその名の通り、開花期が長い特徴を持った夏の花です。カラフルな花色で、夏の花壇を鮮やかに彩ってくれるでしょう。
高性品種は大きく生長するので、花壇の後方に植え込みます。また、コンパクトなタイプのジニアは、20〜30cmくらいでまとまるので、寄せ植えや鉢植えで楽しむこともできます。
ジニアは夏から晩秋にかけて花を観賞できるので、大事に育てて秋の花壇にも活躍させてくださいね。
ニチニチソウ

和な庭園によく似合うニチニチソウ。多くの方から親しまれている夏の花です。
直根性の草花のため、植え付けや植え替えには注意する必要がありますが、耐暑性は抜群。夏の高温期にもよく生長し、可憐な花を咲かせてくれます。
ニチニチソウは加湿によって枯れてしまうことがあるので、乾燥気味に育てるようにしましょう。
ポーチュラカ

ポーチュラカは茎が地上を這うように伸びていき、茎一面に花をつけます。赤や黄色、白などのカラフルな花色があり、夏の花壇をポップな印象にしてくれるでしょう。
生育旺盛なので、間隔をあけて植え付けましょう。数株でもたくさんの花をつけるため、花壇がポーチュラカで賑やかになりますよ。
夏の間を明るく彩るポーチュラカをぜひ育ててみてはいかがでしょうか?
サルビア

サルビアは夏の暑さに強く、乾燥にも強いため、公園や公共の場所で多く栽培されている夏の花です。
印象的なレッドガーデンには赤いサルビアを。清涼感を出したいのなら青いサルビアを選んで植え付けましょう。
また、サルビアは本来多年草に分類される草花のため、うまく冬越しができれば翌年も花を咲かせます。夏と秋の開花を過ぎたら、サルビアの冬越しにもチャレンジしてみてくださいね。
トレニア

小さな個性的な花を咲かせるトレニアも夏の花として人気です。ピンクや紫の色味が入るトレニアは、夏の花壇を涼しく飾ってくれるでしょう。
トレニアは水をよく吸い上げるので、鉢植えは土が乾いたらたっぷりと水やりをてください。開花中は追肥をしてあげると、肥料切れを起こさず、絶え間なく花を咲かせてくれますよ。
耐陰性もあるので、半日陰〜日陰の場所をトレニアで彩りましょう。
まとめ

ガーデニング初心者でも育てやすい夏の花12選をご紹介しました。
夏の花は乾燥に強く、強い直射日光に耐えられる花がおすすめです。
暑さに強い夏の花を植えて、庭や花壇を夏の間も花いっぱいにしてみてくださいね。