ラナンキュラスの育て方|球根からの栽培方法のコツをご紹介

ガーデニング

切り花で人気の高いラナンキュラス。幾重にも重なる花びらが美しいラナンキュラスを、ぜひ鉢植えで育ててみてはいかがでしょうか?ラナンキュラスの球根からの育て方や栽培方法のコツをご紹介します。

ラナンキュラスとは?

ラナンキュラス

科・属名キンポウゲ科 キンポウゲ属
園芸分類草花 球根植物
形態多年草
耐寒性半耐寒性(霜・寒風に注意)
耐暑性弱 球根で休眠

ラナンキュラスは、幾重にも重なる花びらが非常に美しい、秋植えの球根植物です。切り花としても人気が高く、ブライダルやフラワーアレンジメントに多く使用されています。半耐寒性植物なので、霜よけの注意が必要です。

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ラナンキュラスを初めて育てる方は、育て方が簡単な苗からがおすすめです。ラナンキュラスの苗を植えて、いち早く花を楽しみましょう。

ラナンキュラスの育て方

環境

暖地で冬場でも霜が降りないような地域では、比較的容易に栽培することができます。寒さが厳しい場所では、霜よけの対策寒風にも気をつける必要があります。霜に当たると、葉が茶色くなり痛んでしまうので注意しましょう。マルチングをするか、霜が当たらない軒下や室内に移動させて管理してください。日当たりがいい場所に植え付けるといいでしょう。

水やり

土の中が常に湿った状態でいると、ラナンキュラスの球根が腐って枯れてしまいます。土が乾いてから水やりをするようにしましょう。冬場の水やりは、暖かくなったきた昼頃に行うようにしてください。

土作り

地植えの場合は、植え付ける一週間程前に苦土石灰を散布しておきます。水はけと保肥性のいい土作りを心がけて下さい。水はけが悪いと球根が腐ってしまうことがあるので注意しましょう。

肥料

液体肥料の場合は7〜10日に一度を目安に、希釈したものを与えてください。緩効性肥料は、1〜2ヶ月に一度適量を与えるようにしましょう。

植え付け

球根の処理

ラナンキュラスの球根は、植え付ける前に給水処理をします。水で湿らせたキッチンペーパーやティッシュに包み、一晩室内の日が当たらない場所で寝かせてゆっくり球根に給水させます。次の日には水を吸って、球根がふっくらとするでしょう。

球根の向き

ラナンキュラスの球根は、トゲトゲとしている方を下にします。トゲトゲの根元が集まっているように見える方が上。この球根の向きを間違えて植え付けてしまうと、なかなか芽が出ないので気を付けましょう。

球根の植え方

花壇に植えるなら15〜20cmくらいの間隔をあけて植え付けましょう。鉢植えなら5号鉢に3球程度を目安にします。深さは2〜3センチを目安に植え付けます。寒さでラナンキュラスの株が痛むので、気温が下がってきたらマルチングをするようにしましょう。

球根の掘り上げ

ラナンキュラスの花が咲き終わると、次第に葉が黄色くなってきます。これが掘り上げのタイミングです。シャベルを使って球根を傷めないように掘り上げましょう。掘り上げた球根は、茎や葉を落とし、土も落として綺麗にしてから日光に当てて乾燥させます。しっかりと球根が乾燥したら、風通しのいい場所で保存しましょう。

病気・害虫

灰色かび病やアブラムシがつきやすいです。灰色かび病は他の株にも伝染していくので、こまめに花柄や枯葉を取り除くようにしましょう。

初心者はラナンキュラスの苗から育てよう

ラナンキュラスは軒下で育てていても、寒風で株が痛み、葉が茶色くなることがあります。また、球根は芽がでるまでの水やりが難しく、いくつか腐らせてしまったこともありました。球根から育てるのは難がありますが、開花した時の姿は非常に綺麗なので、手をかけても育てたい魅力を持っています。ガーデニング初心者の方は、ラナンキュラスの苗から購入して育てると失敗せずに綺麗な花を咲かせることができますよ。

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