オステオスペルマムの育て方|長く咲かせる4つのポイントをご紹介

ガーデニング

オステオスペルマムは春になると多く流通し、花付きがよく、種類も豊富なことから人気のある花のひとつです。一重咲き、八重咲き、ダブル咲きなど、咲き方もさまざま。好みのオステオスペルマムを見つけてみてはいかがでしょうか?こちらではオステオスペルマムの育て方についてご紹介していきます。

オステオスペルマムとは?

オステオスペルマム

科・属名キク科 オステオスペルマム属
園芸分類草花
形態多年草
耐寒性やや強い(-5度まで)
耐暑性標準

オステオスペルマムは多年草です。冬と夏を越せれば毎年花を楽しむことができます。寒さには霜をよければ比較的簡単冬越しができますが、夏の高温多湿には弱いため、適切な管理が必要です。

また、オステオスペルマムは開花期が長く、花付きがいい花です。しかし、長く綺麗に花を咲かせるには4つのポイントがあります。ポイントを押さえ、丁寧に育てれば、オステオスペルマムも長期に渡って開花してくれるでしょう。

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オステオスペルマムの育て方

環境

オステオスペルマムは蒸れに弱いので、日当たりがよく、風通しのいい場所で育てましょう。花付きをよくさせるには、必ず日に当てて育ててください。

オステオスペルマムの夏越し方法

オステオスペルマムは、夏の高温多湿の環境には弱く、直射日光で葉焼けをすることもあります。鉢植えは7月〜8月の暑さが厳しい時期を半日陰で育てるようにするといいでしょう。地植えしている方は直射日光を遮れるよう、葉が生い茂った低木の鉢植えなどを隣に置くといったような工夫をするといいかもしれません。

また、6月ごろに切り戻しをすることで蒸れを予防し、夏の間花を休ませます。すると秋頃には再び花が開花するので、夏越しさせるには切り戻しも一緒に行いましょう。

オステオスペルマムの冬越し方法

鉢植えは霜がおりないよう、軒下に移動させましょう。寒風でも葉が茶色く傷むことがあるので、できれば北風が当たらない場所がおすすめです。

地植えはマルチング材で霜除けを行います。寒風が厳しく、雪が降る日には不織布で覆って、寒さ対策をしましょう。気温が-5度以下になると、地植えでの冬越しは難しくなります。しかし、建物や壁で北風をしのぎ、日当たりのいい場所であれば地植えでも冬越しができる場合もあります。地植えは失敗してもいいように、挿し木をして増やしておくといいでしょう。

用土

水はけのいい土づくりをしましょう。

鉢植えは市販の培養土を使って構いません。地植えする方は、庭や花壇の土の状態をみて土づくりをしましょう。堆肥や赤玉土、腐葉土を入れて、オステオスペルマムが好む水はけのいい土づくりをしてください。

水やり

用土の表面が乾いてから、水をたっぷりと与えましょう。

夏は水切れを起こしやすいので、毎日土と株の状態をチェックしてください。オステオスペルマムが萎れている場合には、水切れしている合図なので、すぐさま水やりをしましょう。活力剤を与えると。オステオスペルマムの夏バテ防止に役立ちます。

肥料

開花期が長いので、肥料は必ず与えましょう。肥料を与えることで、花が長くたくさん咲き続けます。

植え付ける時には元肥に緩効性肥料を与えます。開花期は月に1回、緩効性肥料を追肥として与えください。液体肥料は開花している間、7日〜10日に一度は希釈して与えるようにします。

肥料切れを起こすと花付きが悪くなり、綺麗に花が咲きません。その場合は速効性のある液体肥料を希釈して与えましょう。

植え替え

鉢植えは植え替えが必要になります。

鉢植えは大体2年してくると、水の吸い上げが悪くなり、根詰まりや生育不良を起こし始めるため、少なくとも1年に1回は植え替えをしましょう。

植え替えは生育期であればできますが、適しているのは6月ごろです。切り戻しと共に植え替えをし、半日陰の場所で管理することで、植え替え後も枯れることなく夏を越すことができます。

植え替えで根の手入れをした際には、活力剤を与えて3〜4日は日陰で管理してください。植え替え後はオステオスペルマムの根を傷めているため、養生期間を設けて株を休ませるようにすると、枯れることなく育てることができます。

増やし方

挿し木

オステオスペルマム挿し木で増やすことができます。10cmほどの挿し穂を用意して、挿し木用の土や赤玉土に挿しこみます。1ヶ月ほどすると根が発根しているので、根が確認できたらポットに植え替えて育てましょう。

切り戻し剪定

梅雨の時期に入る前は切り戻し剪定をして、蒸れを予防しましょう。1/3くらいの高さまで、大胆に切り戻してください。

切り戻しは適切な時期に行わないと、花が咲かない原因となります。特に冬場は花芽がつくため、冬の剪定は行わないよう注意しましょう。

手入れ

オステオスペルマムの花を次々と咲かせるには、花柄摘みが必須です。手で花がついている茎を摘み取りますが、少し硬いのでハサミを使って切り取っても構いません。

また、黄色くなった葉や枯れた葉は必ず取りましょう。日々の手入れの中で、害虫チェックも忘れずに行ってください。

病気・害虫

風通しが悪かったり、過湿状態であると、カビを発生させてしまうことがあります。葉や花がらの手入れを欠かさないようにしましょう。

また、アブラムシやヨトウムシ、毛虫の被害にもあいやすいです。大量のアブラムシには殺虫剤をかけて駆除しましょう。花や葉が食害されていると、どこかにヨトウムシや毛虫が隠れているかもしれません。見つけて早めに駆除しましょう。

オステオスペルマムの花をたくさん咲かせよう

オステオスペルマムの花を長くたくさん咲かせるには、

  • 肥料をあげる
  • 日向で育てる
  • 花がら摘みをする
  • 梅雨前に切り戻しをする

この4つのポイントを押さえて育てるようにしましょう。

オステオスペルマムを育てて、綺麗な花を咲かせてみてくださいね。

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