とても珍しい観葉植物のトックリヤシの特徴や育て方を中心に解説します。トックリヤシに最適な置き場所や手入れの仕方をご紹介しているので、育て方の参考にしてみてくださいね!希少品種のトックリヤシを育てて、金運アップに繋げましょう!
トックリヤシとは?
トックリヤシ
▼購入は画像をクリック
科・属名 | ヤシ科 トックリヤシ属 |
分類 | 観葉植物 |
形態 | 高木 |
耐寒性 | 弱 |
耐暑性 | 強 |
トックリヤシの特徴
基部と呼ばれる株元に当たる部分が、まるでトックリのような形をしているのが特徴であるトックリヤシ。
原産地は熱帯地方であり、日本では主に観葉植物として扱われています。
本来は高木なため数メートルにもなりますが、生長速度が遅いので、室内で十分に育てられるでしょう。
トックリヤシの葉先は茶色くなったり、黄色くくすんだ色味になったりします。
これはトックリヤシならではの特徴であり、決して調子が悪いわけではありません。
本物の植物ならではのしみじみとした味わいを感じながら、南国調の雰囲気を楽しみましょう。
また、似たような観葉植物でトックリランやトックリモドキと呼ばれる種類があります。
見た目がそっくりなため、専門家でないと見分けが付けられない場合も。
トックリヤシはとても珍しい種類なため、店頭に並ぶことはほとんどないので、育てたい方はネットショップでの購入がおすすめです。
下記のリンク先から購入もできます。
<希少品種>トックリヤシの鉢植え
▼購入は画像をクリック
トックリヤシは風水で金運アップにいいと言われています。
トックリヤシを自宅のリビングや寝室に飾って、おしゃれな空間づくりをしてみてはいかがでしょうか?
トックリヤシの育て方
環境
室内の置き場所
日当たりがいい窓際で、レースのカーテン越しの環境が理想です。
日に当てた方がトックリヤシが健康に育ちます。
レースのカーテンは、直射日光を遮るのに役立ち、葉が茶色く葉焼けしてしまうことを防ぎます。
特に夏場の直射日光は強すぎるので、必ずレースのカーテンで少し遮光をしてあげるか、夏の間は直射日光が届かない明るい場所へと移動させて管理しましょう。
また、トックリヤシは気温が10度以下の環境ではうまく育ちません。耐寒性が弱いため、そのまま枯れてしまうこともあります。
冬の窓際は冷え込むので、夕方には窓際から離しておきましょう。
あたたかい昼間の時間帯には、窓際で日光浴させてあげることをおすすめします。
屋外で育てる場合
日当たりがよく風通しのいい場所で育てましょう。
半日陰の場所でも育てられます。
室内で育てていたトックリヤシを急に日光に当ててしまうと、葉焼けを起こすことがあります。
徐々に日光に当てる時間を増やして、屋外の環境に慣れさせましょう。
秋になり、気温が10度以下になる前には室内に取り込み、冬越しさせてください。
用土
水はけのいい土作り
トックリヤシは乾燥に強い植物なので、水はけのいい土作りをしましょう。
特に、室内で育てる観葉植物に至っては、根腐れを起こして枯らしてしまうことが少なくありません。
赤玉土4:腐葉土3:パーライト3の割合でブレンドすると、水はけのいい土作りができます。
市販の培養土を使う
市販の培養土を使ってトックリヤシを育てることもできます。
いくつかの種類の土を保管するのが難しい方は、元から土がブレンドされている培養土で、少なめの量を選んで購入するといいでしょう。
水やり
水やりのタイミング
基本的には土の表面が乾いていたら、水やりを行いましょう。
また、トックリヤシは基部に水を溜め込んでいるため、ある程度の乾燥には耐えることができますが、トックリの部分がしぼんできたり、シワができている場合も、水不足のサインになります。
まだ若いトックリヤシは、基部があまり形成されていないので、基本的な水やりの仕方を行ってください。
水やりの仕方
水やりは鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりとあげてください。
水受け皿に溜まった水は捨ててあげると根腐れを予防できます。
また、冬場は水をそれほど必要としないので、秋頃から徐々に水やりを減らしていきます。
鉢を持って軽いようであれば、水やりをしましょう。
冬は水が乾きにくいので、根腐れを起こさないよう土が乾いてから水やりを行なってください。
肥料
肥料をあげる時期
トックリヤシを大きく育てたい方は、生育期にあたる5月ごろから肥料をあげましょう。
肥料をあげることで成長をサポートすることができます。
生長がストップする秋頃からは、肥料を与えないようにしましょう。
肥料の与え方
緩効性肥料が適しています。
化成肥料であれば、室内でもにおいが気にならないのでおすすめです。
2ヶ月に一度のペースで追肥をしましょう。
植え替え
植え替え時期
植え替えも生育期である5月ごろから可能です。
生育が緩慢になる10月ごろまでには植え替えをしておきます。
鉢底から根が出ていたり、水の吸い上げが悪くなっているような時も植え替え時です。
根詰まりを起こさないよう、1〜2年に1回は植え替えをするといいでしょう。
植え替えの仕方
鉢底石を敷き入れてから、用土を1/3ほど入れておきます。
トックリヤシを鉢から取り出し、根の周りの古い土を落として軽くほぐしましょう。
ウォータースペースを確保しながら、土で高さを調節して植え替えをします。
最後に割り箸や棒を使って土にさしこみ、揺すって細部まで土を入れ込み、水やりをして終了です。
植え替え後の管理
植え替えをした後は、一週間ほど日陰で管理をしましょう。
植え替え後すぐに日に当ててしまうと、まれに弱ってしまうことがあります。
なるべく一週間ほど経ってから、トックリヤシを日当たりのいい場所へと移動させてあげるといいでしょう。
手入れ
葉の先端が気になるときはハサミで剪定
トックリヤシの葉は、先端が黄色くなったり、茶色くなったりすることがあります。
もし、この先端部分が気になるようであれば、葉の茶色くなった部分のみをハサミで剪定しましょう。
葉の付け根から剪定してしまうと、そこから新しい葉は生えてきません。
葉がスカスカになってしまうので、葉はそのまま残しておくようにしましょう。
ときどき葉水をかけよう
観葉植物として育てていると、次第に葉にホコリが積もります。
霧吹きを使って葉水をかけてあげると、水分を吸収しやすくなるとともに、葉の汚れが取れて、ハダニ予防にもなります。
いいことづくしなので、ぜひトックリヤシの普段の手入れに葉水をプラスしてあげるといいですよ。
病気・害虫
根腐れ
トックリヤシを育てているなかで多いのが、根腐れによって枯れてしまうこと。
これは土を加湿状態にしていると発生しやすくなり、根が次第に腐って弱り、そのまま枯れてしまいます。
水やりのタイミングを見直し、土の表面が乾いてから行うように心がけてください。
アブラムシ・カイガラムシ・ハダニ
害虫の被害には比較的あいにくいですが、まれにアブラムシやカイガラムシ、ハダニなどの被害にあうことがあります。
見つけたらなるべく早くに対策をとりましょう。
トックリヤシを育てて金運アップ!
トックリヤシは風水的に金運にいいとされています。室内に飾っていい運気を呼び込んでみましょう。
トックリヤシを上手に育てるコツは、
- 日光の光に当てること
- 水やりは土の表面が乾いてから
- 冬は10度以上の環境で育てる
この3つのポイントに気をつけてください。
トックリヤシの育て方を参考に、めずらしい観葉植物を育ててみてはいかがでしょうか?