キンギョソウ(金魚草)の育て方|栽培のポイントとは?

キンギョソウは花の形がまるで金魚のように見えることから、キンギョソウ(金魚草と名付けられました。大変花付きが良く、開花期はとても華やかに彩ります。こちらでは金魚草の育て方と栽培のポイントについてをご紹介していきます。

キンギョソウ(金魚草)とは?

キンギョソウ(金魚草)

科・属名オオバコ科 キンギョソウ属
園芸分類草花
形態多年草
耐寒性
耐暑性

キンギョソウ(金魚草)の花

キンギョソウは春になり、気温が上昇してくると花を咲かせます。夏の時期には一旦花が休まりますが、秋になると再び開花し、晩秋まで花を観賞することができます。秋にできた蕾は冬を越し、春になると再び芽吹くのでそのままにしておいても構いません。霜によって蕾が傷んだ場合は、剪定しておくといいでしょう。

キンギョソウ(金魚草)の葉

キンギョソウは時にカラーリーフとして寄せ植えに使われることがあります。ブロンズ色や斑入りの葉は人気があり、花のない時期も寄せ植えのアクセントとして活躍します。早くて4月の下旬ごろには花を咲かせるでしょう。

キンギョソウ(金魚草)の育て方

環境

キンギョソウは日当たりのいい環境を好みます。蒸れないよう風通しが良い場所で育てましょう。

梅雨の時期は注意

乾燥や暑さには強いですが、多湿の環境には弱い傾向があります。下葉が茶色くなったり、枯れてしまうこともあるので、梅雨の時期は雨があたらない軒下で育てることをおすすめします。

冬越し方法

耐寒性は強いため、雪が降らないような地域では比較的簡単に冬越しが可能です。しかし、場合によっては積雪や強い霜、寒風によって、枯れてしまうケースもあるため、確実に冬越しをさせるには、マルチングや不織布で寒さ対策をするといいでしょう。

用土

有機質に富み、排水性がいい土作りをしましょう。地植えには堆肥や腐葉土を混ぜ込み、排水性が悪い場合には赤玉土も加えます。鉢植えは市販の培養土に植え付けて構いませんが、通気性や排水性をよくするために赤玉土を混ぜ込んでもいいでしょう。

水やり

地植えは水やりの必要はありません。鉢植えは表面の土が乾いたら水やりをしましょう。鉢底から水が流れ出るまであげるのが基本です。夏は特に水が乾きやすいので、こまめに水やりをするようにしましょう。

肥料

開花中は緩効性肥料を2ヶ月に一度、一株に対してひとつまみほど与えると、肥料切れを防げます。液体肥料を使う場合には、10日に一度くらいのペースで希釈したものを与えるといいでしょう。

植え替え

鉢植えは根詰まりを起こさないよう、1年に1回は一回り大きい鉢に植え替えをしてください。鉢底から根が飛び出してきたら植え替えのタイミングです。

増やし方

種まき

キンギョソウをたくさん育てたい方は種まきをしましょう。20度くらいの気温で発芽するので、春まきか秋まきをして増やします。

挿し木

種まきよりも早くに育てたいのであれば挿し木での増やし方がおすすめです。10cmほどの挿し穂を用意して、挿し木用の土や赤玉土に挿し木をしましょう。挿し木は親株の性質を引き継ぐので、元気で生育の良いキンギョソウを親株に選びましょう。

剪定

剪定時期

キンギョソウは蒸れに弱く、長い雨が続くと枯れやすい傾向にあります。梅雨の時期が到来する前に、切り戻し剪定をしておきましょう。風通しをよくしておけば、梅雨が過ぎた後も花を楽しむことができますよ。

剪定方法

キンギョソウを半分の高さまで切り戻します。茎が密集している箇所も剪定しておくと、蒸れて枯れることがなくなります。

また、花が一通り咲き終わった茎も、脇芽が出ているところまで剪定しましょう。そうすることで、次の花が開花しやすくなり、種をつけて養分を取られることもなくなります。

病気・害虫

蒸れや加湿は病気を引き起こす

加湿の環境にあると、根腐れや立ち枯れ病、うどんこ病などを発生させてしまいます。長雨が続く場合にはカビが発生しやすいので、軒下に取り込むようにしてください。風通しがいい場所で管理することも病気を予防するには不可欠です。

害虫予防には浸透性薬剤がおすすめ

アブラムシの被害には合いやすいため、見つけたら殺虫剤で駆除しましょう。また、ヨトウムシやナメクジなどの食害に合うこともあります。オルトランといった浸透性殺虫剤をまいておくと、害虫被害を防止することができるでしょう。

▼殺虫剤の購入はこちらからどうぞ

手入れ

キンギョソウの花は下から順に茶色く枯れていきます。咲き終わった花はひとつずつ手で摘み取っていきましょう。

高くなるキンギョソウは、支柱を立てないと倒れてしまいます。支柱と麻紐を使って、倒れないようにくくっておきましょう。

花色豊かなキンギョソウ(金魚草)を育てよう

キンギョソウは寒さや暑さに強い草花ですが、加湿には弱いということを覚えておきましょう。梅雨の時期には切り戻しをしておくことで、蒸れを予防します。毎年花を咲かせてくれるキンギョソウを花壇や庭に植えてみてはいかがでしょうか?